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【プロが解説】WhatsAppの危険性|LINE感覚はNG!3分でできる7つの必須対策とチェックリスト

スマートフォンのセキュリティが危険に晒されているイラスト。匿名の人物が、メッセージアプリが表示されたスマホの壊れた鍵を狙っている。WhatsAppの危険性を示唆。
セキュア女子
セキュア女子

海外の友達と連絡するのに便利そうだけど、WhatsAppって本当に安全なのかな…?

あなたも今、そう思っていませんか?

LINEと同じようなメッセージアプリの感覚で使い始めたものの、
「知らない人から突然メッセージが届いた…」
「乗っ取りの手口とか聞くけど、なんだか不安…」
と感じている方も多いかもしれません。

その感覚、実はとても大切なんです。
なぜなら、LINEと同じ感覚でWhatsAppを使っていると、思わぬ個人情報流出やトラブルに巻き込まれてしまう危険性があるからです。

実際、日本ではLINEの利用者が圧倒的に多いため(MMD研究所調査)、WhatsApp特有の危険性を知らないまま使っている方がほとんど。
そして、その「知られていない」状況を逆手にとって、実は日本人だからこそ狙われやすい、少数派ゆえの危険な罠も存在します。

でも、ご安心ください。

この記事では、Yahoo!知恵袋でもよく見る「WhatsAppは危険?」という漠然とした不安の正体を、一つひとつ丁寧に解き明かしていきます。

  • なぜ、知らない人からメッセージが届くのか
  • 「認証コードを教えて」という最新の乗っ取り手口とは
  • 「暗号化=無敵」ではない、メッセージ保護の限界点
  • たった3分でできる、必須の乗っ取り対策
  • 特定の人とだけ安心して繋がるためのプライバシー設定術

この記事を読み終える頃には、あなたの不安はスッキリ解消され、最後に確認できるチェックリストを使えば、今日から自信を持ってWhatsAppを使いこなせるようになっていますよ。

記事のポイント

  • LINEとは根本的に違う、電話番号だけで繋がってしまう仕組みとその危険性
  • 「認証コード詐欺」などの具体的な乗っ取り手口と、日本人が狙われやすい理由
  • 強力な暗号化でも防げない、バックアップやスマホ本体に潜むセキュリティ上の穴
  • 二段階認証やプライバシー設定の見直しなど、今すぐ自分でできる具体的な安全対策のすべて
セキュア女子
セキュア女子

記事の要点を動画にまとめました。まずはこちらをご覧ください。(約3分)

なぜ?WhatsAppに潜む危険性の正体

ポイント

  • LINE感覚は危険?セキュリティの決定的違い
  • 電話番号だけで筒抜け?知らない人から届くワケ
  • 「認証コード教えて」最新の乗っ取り手口とは
  • 日本人だから狙われる?少数派ゆえの危険な罠
  • 暗号化は無敵じゃない!メッセージ保護の限界点

LINE感覚は危険?セキュリティの決定的違い

LINEとWhatsAppのネットワークの違いを示すイラスト。承認制で閉じたLINEと、電話番号で開かれているWhatsAppの危険性を対比。

LINEに慣れている私たちにとって、WhatsAppも同じような感覚で使ってしまいがちですが、実はその「友だちとの繋がり方」に、セキュリティに関わる大きな違いが隠れているんです。

この違いを知らないままLINEと同じ感覚でいると、「知らないはずの人に、自分がWhatsAppを使っていることが知られてしまう」なんてことも…。

具体的に何が違うのか、下の表で見てみましょう。

項目WhatsAppLINE
アカウントの基本電話番号がIDそのものIDやQRコードなど複数
友だちの追加方法連絡先の同期で自動追加相手の承認が必要
知らない人への見え方番号を知られていればプロフィールが見える可能性IDなどを教えない限り見られない

このように、LINEが相手の承認を得てから繋がる「クローズドな関係」を基本としているのに対し、WhatsAppは電話番号を知っていれば繋がれてしまう「オープンな関係」がベースになっています。

例えば、仕事で一度名刺交換しただけの人や、宅配便のドライバーさんなど、あなたの電話番号を知っている人なら誰でも、あなたのWhatsAppのプロフィール写真や名前を見ることができる可能性がある、ということなんです。

日本ではLINEの月間利用者数が9,600万人(2023年12月末時点、LY株式会社 2023年度第3四半期決算説明会資料より)と圧倒的ですが、世界ではWhatsAppの月間アクティブユーザーが20億人を超えています。

海外の方とやり取りする機会も多いこのアプリだからこそ、LINEの常識が通用しない場面がある、ということを心に留めておくと、より安心して使えますよ。

セキュア女子
セキュア女子

え、連絡先を知ってる人みんなに、私がWhatsAppを使ってるってバレてるの!? ちょっとびっくり…!💦

電話番号だけで筒抜け?知らない人から届くワケ

スマートフォンに知らない人からメッセージが届き、不安な表情を浮かべる女性のイラスト。WhatsAppで発生するスミッシング詐欺などの危険性を示唆。

「どうして私の番号を知ってるの…?」

WhatsAppで知らないアカウントから突然メッセージが届くと、不審に思うと同時に、少し怖い気持ちになりますよね。
そのメッセージが届くのは、あなたの電話番号が、あなたの知らないところで出回ってしまっているサインかもしれません。

前述の通り、WhatsAppは電話番号さえ分かればメッセージを送れてしまう仕組みです。
あなたが過去に登録したウェブサービスから情報が漏洩したり、SNSのプロフィールにうっかり電話番号を公開していたり…。

あるいは、悪質な業者が名簿を購入し、電話番号を自動生成するプログラムで無作為にメッセージを送っているケースも考えられます。

特に注意したいのが、宅配業者や公的機関を装って偽サイトに誘導するURL付きのメッセージです。
これは「スミッシング」と呼ばれる悪質なフィッシング詐欺の一種で、国民生活センターも注意を呼びかけている手口です。

あわせて読みたい
WhatsAppに限らず、近年は見知らぬアプリを装った詐欺も急増しています。
中でも注目されている「Temuアプリの危険性」について解説したこちらの記事では、インストール前に必ず確認したい“アプリの裏側”について詳しく触れています。ぜひご覧ください。

もしURLをタップして、IDやパスワード、クレジットカード情報などを入力してしまうと、金銭的な被害に遭ったり、個人情報を丸ごと盗まれたりする危険があります。

もし知らないアカウントからメッセージが届いたら、以下の3つを徹底してください。

  1. URLや添付ファイルは絶対に開かない
  2. 相手には何も返信せず、すぐに「ブロック」と「通報」をする
  3. プロフィールを見られないようプライバシー設定を見直す

少しでも「怪しいな」と感じたら、まず疑ってみる冷静さが、あなた自身を守ることに繋がりますよ。

セキュア女子
セキュア女子

わかる!『荷物をお届けにあがりましたが不在でした』みたいなメッセージ、来たことある!あれってWhatsAppでも来るんだ…。気をつけなきゃ!

「認証コード教えて」最新の乗っ取り手口とは

オオカミが羊の皮をかぶってスマホで詐欺メッセージを送るイラスト。「認証コードを教えて」というWhatsAppの乗っ取り手口の危険性を表現。

「ごめん、スマホの調子が悪くて…!あなたの番号でSMS認証しちゃったから、6桁のコードを教えてくれない?」

もし、親しい友人や家族からこんなメッセージが届いても、絶対に信じてはいけません。
それは、あなたの親友になりすました犯人が、あなたのアカウントを丸ごと乗っ取るために仕掛けた巧妙な罠です。

この手口が恐ろしいのは、犯人がすでにあなたの友人のアカウントを乗っ取った上で、そのアカウントからあなたに連絡してくる点にあります。
信頼している相手からの頼みだからと、つい「6桁の認証コード」を教えてしまう…。
この、人の善意や心理的な隙を利用する攻撃は「ソーシャルエンジニアリング」と呼ばれ、多くの被害を生んでいます。

認証コードは、言わば「あなたのアカウントの合鍵」そのものです。
これを渡してしまえば、犯人はあなたのWhatsAppを完全に乗っ取り、次のようなことができてしまいます。

  • あなたになりすまし、他の友人や家族に金銭を要求する(ギフトカードの購入依頼など)
  • あなたの個人情報やプライベートな会話を全て盗み見る
  • あなたのアカウントを人質に、身代金を要求する
  • あなたをアカウントから締め出し、二度とログインできなくする

このような最悪の事態を防ぐ、最も簡単で効果的な対策が「二段階認証」の設定です。
これは、SMS認証コードとは別に、あなただけが知っている「PINコード(暗証番号)」を追加で設定する仕組みのこと。

たった一つの設定でアカウントの安全性が劇的に向上しますので、今すぐ設定しておきましょう。

セキュア女子
セキュア女子

え、友達が乗っ取られてて、その友達からメッセージが来るってこと!?それは騙されちゃうかも…😱

日本人だから狙われる?少数派ゆえの危険な罠

「周りに使っている人が少ないから、逆に安全かも?」
もしあなたがそう思っていたら、その考えは少し危険なサインかもしれません。
実は、その「少数派」であることが、かえって詐欺のターゲットにされやすい状況を生み出しているのです。

理由は大きく分けて2つあります。

一つは、何かあった時に頼れる情報が少ないこと。
MMD研究所の「2023年版:スマートフォン利用者実態調査」によると、メッセージアプリの利用率はLINEが83.7%であるのに対し、WhatsAppはわずか2.1%です。
そのため、トラブルが起きても「これって詐欺かな?」と気軽に友人に相談しにくく、ネットで調べても日本語の情報が限られてしまうのです。

そしてもう一つは、攻撃する側から見れば、日本のユーザーは「プラットフォーム特有の詐欺に慣れていない、格好のターゲット」に見えてしまうのです。

この状況を悪用した代表例が「国際ロマンス詐欺」です。
海外の魅力的なプロフィールから突然連絡が来て、毎日優しいメッセージをくれる…。
すっかり信じきってしまった頃に、「急な事故で手術費が…」「日本へ行くためのお金が税関で…」と巧みにお金を要求してくるのです。

国民生活センターも、このようなSNS型ロマンス詐欺について具体的な手口を公開し、強く注意を呼びかけています

利用者が少ないから大丈夫、ではなく、「利用者だからこそ狙われる可能性もある」と意識して、基本的な自衛策をしっかり行うことが大切ですよ。

セキュア女子
セキュア女子

え、少数派だから逆に狙われやすいってこと!?逆だと思ってた…こわい!😨

暗号化は無敵じゃない!メッセージ保護の限界点

頑丈な城の地下にあるバックアップ倉庫の扉だけが開いているイラスト。WhatsAppのエンドツーエンド暗号化にも、バックアップという危険な穴があることを示唆。

WhatsAppのセキュリティといえば、鉄壁の「エンドツーエンド暗号化」が有名ですよね。
これは、あなたと相手とのメッセージのやり取りを暗号のトンネルで守るようなもの。運営会社であるMeta社でさえ中身を見ることはできず、非常に強力です。

しかし、この暗号化も決して無敵ではありません。
なぜなら、暗号が守ってくれるのはあくまで「通信の途中」だけだからです。

例えば、以下の2つのケースでは、暗号化は何の役にも立ちません。

  1. スマホ自体が危険な状態のとき
    ウイルスに感染してスマホの操作を覗き見られたり、カフェで背後から画面を盗み見られたり(ショルダーハック)、スマホ自体を紛失してしまえば、メッセージは丸見えになってしまいます。
  2. チャットのバックアップが無防備なとき(←ここが重要!)
    実は、多くの人が見落としている最大の穴がここにあります。
    以前は、iCloudやGoogleドライブに保存されるバックアップデータは暗号化の対象外でした。

しかし現在では、自分で設定すればバックアップデータもエンドツーエンドで暗号化できる機能が追加されているんです。
この設定を有効にしない限り、もしあなたのApple IDやGoogleアカウントが乗っ取られた場合、過去の全トーク履歴が犯人に筒抜けになってしまう危険があります。

この設定はWhatsAppの公式ヘルプセンターでも推奨されており、プライバシーを守る上で必須と言えます。

技術を過信せず、スマホ自体の管理と「バックアップの暗号化設定」をONにすること。この2つが、あなたのプライバシーを守る最後の砦になります。

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WhatsApp以外でも、スマホの通信安全性に関するトラブルは身近に存在します。
「スマホのセキュリティ警告を専門家が解説!」では、よくある“証明書エラー”の原因と対策をわかりやすく解説しています。スマホ全体のセキュリティ理解を深めたい方におすすめです。

セキュア女子
セキュア女子

え、バックアップって暗号化されてなかったの!?今まで丸裸だったってこと…?すぐ設定しなきゃ!🏃‍♀️💨

今すぐできる!WhatsAppの危険性から身を守る全知識

ポイント

  • たった3分!必須の乗っ取り対策と注意点
  • 運営はMeta社。あなたの個人情報はどこまで守られる?
  • Yahoo!知恵袋の「危険?」という疑問に専門家が回答
  • 特定の人とだけ!安全に繋がるプライバシー設定術
  • 【最終チェックリスト】これだけは確認して!

たった3分!必須の乗っ取り対策と注意点

ここまで様々な危険性をお伝えしてきましたが、そのほとんどの乗っ取りを防ぐことができる、最も簡単で強力な対策があります。
それが「二段階認証」の設定です。

これは、いつものSMS認証コードに加えて、あなただけが知っている「PINコード」という"第2の合鍵"を設定する仕組み。
たった3分ほどの作業で、あなたのアカウントに鉄壁の守りを加えることができますよ。

▼設定はとっても簡単!5ステップ

  1. WhatsAppの「設定」タブを開く
  2. 「アカウント」をタップ
  3. 「二段階認証」を選び、「オンにする」をタップ
  4. 6桁のPINコードを自分で決めて入力(2回入力します)
  5. PINを忘れた時用のメールアドレスを登録

たったこれだけです!

この設定がなぜ重要かというと、万が一あなたの電話番号とSMS認証コードが盗まれても、犯人はこの「PINコード」が分からない限り、絶対にあなたのアカウントにログインできなくなるからです。

【注意点】
PINコードは、誕生日や電話番号「123456」のような推測されやすい番号は避けてくださいね。
また、メールアドレスを登録しておかないと、万が一PINコードを忘れた際に二度とログインできなくなる可能性があるので、必ず登録しておきましょう。

この一手間が、あなたの大切な情報を守るための、まさに"切り札"になります。

セキュア女子
セキュア女子

え、これだけ!?めんどくさいと思って後回しにしてたけど、3分なら今すぐできそう!やってみよっと!✨

運営はMeta社。あなたの個人情報はどこまで守られる?

ご存知の通り、WhatsAppはFacebookやInstagramと同じMeta社が運営しています。
世界的な大企業だから安心、と思う一方、「私のデータは全部見られてるんじゃ…」と不安に感じる方もいるかもしれません。

まず、一番大切なことからお伝えしますね。
エンドツーエンド暗号化のおかげで、あなたと友人のメッセージや通話の「内容」は、Meta社の社員でさえ見ることはできません。
これは、手紙の封筒に厳重に封がされているようなものです。

しかし、Meta社は手紙の「中身」は見なくても、「誰が、いつ、誰に手紙を出したか」という封筒の「外側の情報」は見ています。
これを「メタデータ」と呼び、具体的には以下のような情報が含まれます。

  • 誰と:あなたが誰と、どれくらいの頻度でやり取りしているか
  • いつ:あなたがいつアプリを使い、どれくらいの時間利用しているか
  • どこから:あなたがどこからアクセスしているか(IPアドレスから分かる大まかな位置情報)
  • どんなスマホで:あなたが使用しているスマートフォンの機種やOSの情報

では、なぜMeta社はこの情報を集めるのでしょうか?
それは、サービスの改善やセキュリティのためだけでなく、この「誰と」「いつ」といった行動データが、Meta社の他のサービス(FacebookやInstagramなど)の体験パーソナライズに利用される可能性があるからです。
詳しくはMeta社のプライバシーポリシーに記載されています。

あなたの秘密の会話が見られている訳ではありませんが、「あなたの行動パターンは見られている」という事実は、理解しておくと良いでしょう。

セキュア女子
セキュア女子

なるほど…!会話の中身は見られてないけど、誰と仲良いかとかはバレてるってことか。それでインスタのおすすめとかに出てくるのかなぁ…🤔

Yahoo!知恵袋の「危険?」という疑問に専門家が回答

「WhatsAppは危険ですか?」
Yahoo!知恵袋などで頻繁に見かける、このストレートな疑問。
多くの方が抱くこの「漠然とした不安」の正体は、実はとてもシンプルです。
それは「よく分からないものへの怖さ」なんです。

  • なぜ電話番号だけで繋がるの?
  • なぜ知らない外国人からメッセージが来るの?
  • なぜLINEじゃダメなの?

この記事で解説してきたように、こうした「なぜ?」の答え(=仕組み)を知ることで、不安のほとんどは解消できます。
「電話番号だけで繋がる」のは仕様ですが、プライバシー設定でプロフィールを隠せますし、「知らない人からのメッセージ」はブロックすればいいのです。

これは、包丁の仕組みを知らずに「なんだか切れそうで怖い」と感じるのと同じかもしれません。
仕組みと正しい使い方を知れば、包丁が便利な調理器具になるように、WhatsAppも安全で便利なツールになります。

総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」でも言われているように、SNS利用の基本は「知らない相手を安易に信用しない」「個人情報をむやみに公開しない」ことです。

専門家としての結論を言うと、「WhatsAppが特別に危険なアプリ」というわけでは決してありません。
どんなツールも、使い方次第で良くも悪くもなります。

正しい知識こそが、あなたを不安から解放してくれる一番のお守りになりますよ。

セキュア女子
セキュア女子

たしかに!よく分からないから、なんとなく怖いって思ってただけかも。仕組みが分かると、安心感が全然ちがうなぁ😌

特定の人とだけ!安全に繋がるプライバシー設定術

世界中の人と繋がれるのがWhatsAppの魅力ですが、「見てほしい人」と「そうでない人」をちゃんと分けたいのが本音ですよね。
ご安心ください。たった数分で見直せるプライバシー設定で、あなたの情報を守ることができますよ。

「設定」→「プライバシー」を開いて、下の表を参考に一つずつ確認していきましょう。
特に、初期設定の「全員」になっている項目は要注意です!

設定項目おすすめ設定なぜ重要?
最終ログインとオンライン中連絡先のみあなたがいつアプリを使っているか、知らない人に知られずに済みます。
プロフィール写真連絡先のみあなたの顔写真が、見知らぬ相手に保存・悪用されるのを防ぎます。
自己紹介連絡先のみ個人的な情報(勤務先など)を不特定多数から隠せます。
グループ連絡先のみこれが超重要!見知らぬ人から怪しい詐欺グループに勝手に追加されるのを防ぎます。

【応用テクニック】
「この人には見られたくないな…」という相手がいる場合は、「指定した連絡先を除く」がとても便利です。
例えば、連絡先にいる仕事関係の人だけを除外する、といった柔軟な使い方ができますよ。
詳しくはWhatsAppの公式ヘルプセンターでも解説されています。

あなたが心地よいと感じる人との繋がりを、自分自身でデザインする。
そのための設定だと考えて、ぜひ一度見直してみてくださいね。

セキュア女子
セキュア女子

グループに勝手に追加されない設定、あったんだ!これで安心!早速やってみようっと!

【最終チェックリスト】これだけは確認して!

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます!
この記事が、あなたのWhatsAppライフを守る「お守り」になれば嬉しいです。

最後に、これからの安全のために、7つの最終チェックリストを一緒に確認しましょう。

【WhatsApp安全利用・最終チェックリスト】

  • □【乗っ取り対策】「二段階認証」はONにしましたか?
    • → 最重要!あなたのアカウントを守る最後の砦です。
  • □【プライバシー保護】プロフィール(写真/自己紹介)の公開範囲は「連絡先のみ」になっていますか?
    • → 不用意な個人情報の流出を防ぎます。
  • □【プライバシー保護】勝手に怪しいグループへ追加されない設定は完了しましたか?
    • → 忘れると詐欺の温床に!必ず設定しましょう。
  • 【情報漏洩対策】トーク履歴を守る「バックアップの暗号化」は有効になっていますか?
    • → 見落としがちな最大の穴です。必ずONに。
  • □【詐欺対策】知らない人からのメッセージは「即ブロック&通報」を徹底できていますか?
    • → 少しでも怪しいと思ったら、迷わず実行してください。
  • □【脆弱性対策】アプリとスマホのOSは、常に最新バージョンですか?
    • → 古いバージョンは、それ自体がセキュリティリスクになります。
  • □【意識】「認証コードだけは誰にも教えない」と心に誓いましたか?
    • → この意識が、あなたを詐訪欺から守ります。

このリストは、あなたのアカウントを守るための「定期健康診断」です。
一度設定して終わりではなく、半年に一度は見直す習慣をつけてみてくださいね。

正しい知識と少しの注意があれば、もう何も怖がることはありません。
どうぞ、安心して大切な人とのコミュニケーションを楽しんでください!

セキュア女子
セキュア女子

全部チェックできたー!これでやっと安心して使える!この記事、ブックマークしておこうっと!😊✨

WhatsAppの危険性まとめ|あなたの安全を守る15の重要ポイント

まとめ

  • LINEとは異なり、電話番号だけで繋がるオープンな仕組みである
  • スマホの連絡先と同期し、相手の承認なしで友だちが自動追加される
  • 電話番号さえ知られれば、誰からでもメッセージが届く可能性がある
  • 親しい人になりすまし「認証コードを教えて」と頼む乗っ取り手口がある
  • 乗っ取られると、友人への金銭要求や個人情報流出の危険がある
  • 日本では少数派のため情報が少なく、特有の詐欺に狙われやすい
  • 海外ユーザーと繋がりやすい特性から、国際ロマンス詐欺の温床になり得る
  • 強力な暗号化も、スマホ本体のウイルス感染や盗み見には無力である
  • バックアップは自ら暗号化設定をしないと、情報漏洩の最大の穴となる
  • メッセージ内容は見られないが、誰といつ連絡したか等の行動データは収集される
  • 乗っ取り対策には、PINコードを設定する二段階認証が最も効果的である
  • プロフィール写真や自己紹介の公開範囲は「連絡先のみ」にすべきである
  • 知らないグループへの勝手な追加を防ぐプライバシー設定は必須である
  • 怪しいメッセージはURLを開かず、即座にブロック・通報することが重要
  • どんなに親しい相手でも、認証コードは絶対に教えてはならない
セキュア女子
セキュア女子

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

しろ

官公庁の情報政策部門に勤務し、公共の情報システムやセキュリティ対策の実務に携わっています。幅広いIT経験と国家試験合格の知識を活かし、実務に根ざしたセキュリティ情報を発信しています☺️

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