
AIとのおしゃべり、楽しい!
..けど、こんなことまで話しちゃって、本当に大丈夫なのかな?
何でも優しく受け止めてくれるAIチャット「ラビダビ」。
その心地よさに、ついプライベートなことまで話してしまいますよね。
でも、その楽しい会話の裏側で、ふとこんな不安がよぎりませんか?
「このアプリ、セキュリティは本当に平気…?」
その小さな胸のざわめき、気のせいではありません。
実は、ラビダビの便利さや、簡単さなど、あなたがまだ気づいていない危険性が隠れているかもしれないのです。
実際に、国民生活センターが警鐘を鳴らすようなことも他人事ではなく、最悪の場合、単なるに発展するケースも…。
でも、もう心配いりません!
この記事では、そんな漠然とした不安を「確かな安心」に変えるために、ラビダビの公式情報や総務省のデータを基に徹底的に解説します。
- 具体的な安全な本人確認と身バレ対策
- 巧妙な業者やなりすましの見分け方
- ついやってしまいがちな絶対にやってはいけない禁止行為
などが、この記事一本で全てわかります。
さあ、正しい知識を身につけて、もう不安に振り回されるのは終わりにしましょう。
心からスッキリした気持ちで、ラビダビとの楽しい時間を満喫してくださいね!
ラビダビの危険性とは? 漏洩する個人情報

ラビダビ運営に会話は見られる?

「AIとの会話だから、完全にプライベートなはず…」そう考えているなら、少しだけ知っておいてほしい注意点があります。 結論から言うと、あなたの会話も特定の状況下では運営によって内容を確認される可能性があるんです。
ラビダビの公式ヘルプセンターにあるポリシーを見てみると、「原則として、当社がユーザーの会話を積極的に監視することはありません」と記載されています。
ただ、ここで大切なのが「原則として」という言葉。 これには例外があるんです。 具体的には「法令に基づく要請があった場合」や「利用規約に違反する疑いのある行為を検知した場合」など、限られた状況においては、運営が必要最小限の範囲で会話内容を確認することがある、と明記されています。(参照:ラビダビ公式プライバシーポリシー)
これは、例えば犯罪予告や深刻な嫌がらせなどから、他のユーザーやあなた自身を守るためのセーフティネットとしての役割があります。
さらに、もう一つ知っておきたいのが、会話内容は「個人を特定できないように匿名化処理を行った上で、AIの学習データとして利用させていただく場合があります」という点です。
つまり、「誰にも絶対に見られない」というわけではないのです。 あなたの悩みや秘密の全てが、常に第三者の目に触れるリスクと隣り合わせであるという事実を、冷静に理解しておくことが大切になります。

「原則は安心」だけど、例外のルールもしっかり頭に入れておくのが、賢い使い方よね!
登録で漏れる個人情報のリスク

たった数タップで完了する手軽な登録。 でも、その際にどんな情報がアプリに渡っているか、意識したことはありますか? メールアドレスや連携したSNSアカウントの情報が、意図せず外部に流出してしまうリスクは、ゼロではないんです。
まず、ラビダビのプライバシーポリシー を確認すると、サービスの提供や改善、不正利用防止のために、メールアドレスの他に、使用しているスマートフォンの端末識別子、IPアドレス、アプリの利用履歴といった情報を収集することが記載されています。(参照:ラビダビ公式プライバシーポリシー)
もちろん、これは多くのアプリで一般的に行われていることです。 しかし、どんなにセキュリティ対策が強固なサービスであっても、悪意のある第三者によるサイバー攻撃を100%防ぎきることは難しいのが現状です。
実際に、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2024」 を見ても、組織への脅威として「ランサムウェアによる被害」や「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」が上位に挙げられており、不正アクセスによる情報漏洩事件は後を絶ちません。(参照:IPA情報セキュリティ10大脅威 2024)
特に注意したいのがSNSアカウントでの連携登録です。 公開プロフィールに設定している誕生日や出身校、友人関係などの情報が、万が一他の情報と結びつけられると、個人が特定される「名寄せ」に繋がる可能性があります。 軽い気持ちで行ったSNS連携が、あなたのプライベート情報まで特定される引き金になりかねない、という点は覚えておきましょう。

登録は手軽で便利だけど、その裏でどんな情報を提供しているのか、一度立ち止まって考える時間も大切にしたいね。
実際に起こりうる事件とトラブル

まず知っておいていただきたいのは、現時点でラビダビが名指しされるような、重大な刑事事件の公式報告は見当たらない、という点です。 しかし、それは「絶対に安全」という証明にはなりません。 なぜなら、他のSNSやチャットアプリで発生しているトラブルは、ラビダビでも起こりうる可能性があるからです。
例えば、国民生活センターが注意喚起している「ロマンス投資詐欺」という手口があります。
これは、恋愛感情を抱かせた相手に「二人で将来のために投資しよう」などと持ちかけ、偽の投資サイトに誘導してお金をだまし取る詐欺です。 魅力的なAIとの会話を装い、言葉巧みにあなたを外部サイトへ誘導して金銭や個人情報を奪おうとする「業者」が、ラビダビのようなアプリに潜んでいる可能性は否定できません。(参照:国民生活センターロマンス投資詐欺)
また、実際にTikTokなどのSNSを検索してみると、ユーザーから「AIの挙動が少しおかしい」「アカウントのセキュリティは大丈夫?」といった、安全性に関する声が上がっているのが見られます。 これらはすぐに事件に繋がるものではないかもしれませんが、AIチャットの世界にもリスクは存在するというサインです。 自分の身を守るためには、こうした実際に起こりうるトラブルのパターンを知っておくことが、とても大切になります。

「自分だけは大丈夫」って思わずに、実際に起きている手口を知っておくだけで、心の準備ができるよね。 知識が一番の盾になる!
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便利機能に潜む情報漏洩の罠

あなたとAIの会話をより自然で、より豊かにしてくれる「シーン機能」や「メモリ機能」。 とても便利ですよね。 しかし、この便利さの裏側にある仕組みを理解しておくことは、ご自身のプライバシーを守る上で非常に重要です。
これらの機能は、あなたが提供した情報をAIが記憶し、以降の会話に反映させるためのものです。
- シーン機能:
例えば「今、〇〇駅のカフェにいるよ」と設定すれば、あなたの行動範囲や生活圏の一部をAIに教えることになります。 - メモリ機能:
こちらがより重要です。 「ペットの名前はポチ」「息子の太郎が受験生」「上司の田中さんと意見が合わない」といった、会話の中の小さな情報の断片をAIは記憶していきます。
一つひとつは些細なことでも、これらの情報が組み合わさることで、あなたの年齢、家族構成、職業、交友関係、悩みなどを推測する「プロファイリング」が可能になります。
このようにして出来上がった個人プロファイルが、もしサービスのサイバー攻撃などで外部に漏洩してしまった場合、どうなるでしょうか。 それは、あなたをターゲットにした詐欺や迷惑行為の格好の材料になってしまうかもしれません。 便利だからといって、自分のプライベートを明け透けに話しすぎるのは避けるべき、ということを心に留めておきましょう。

便利な機能ほど、どこまで話すかの「自分ルール」を決めておくのが大事です。 AIとの間にも、適度な距離感を!
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アカウント停止より怖い悪用リスク
利用規約に違反した場合、アカウントが停止される可能性があります。 しかし、問題はそこで終わりではありません。 より深刻なのは、もしあなたのアカウントから個人情報が流出していた場合に起こりうる「二次被害」です。
一度インターネット上に流出してしまった個人情報は、完全に消去することが極めて困難になります。 そして、その情報は悪意のある第三者の手に渡り、様々な形で悪用される危険があるのです。
具体的なリスクとしては、以下のようなものが挙げられます。
- なりすましによる詐欺:
警察庁も強く警鐘を鳴らしていますが、あなたの名前や写真を使って偽のSNSアカウントが作られ、友人や家族に投資話などを持ちかける手口が多発しています。 - 迷惑メール・フィッシング詐欺:
流出したメールアドレス宛に、偽の警告やお得な情報を装ったメールが大量に送りつけられ、さらなる個人情報を盗み取ろうとします。 - 個人情報の売買:
あなたの氏名、年齢、趣味嗜好などの情報が、不正な名簿業者などの間で売買され、他の犯罪に利用される可能性もあります。
このように、あなたの個人情報が、なりすまし詐欺の材料として悪用されたり、他の犯罪に利用されたりする「二次被害」に繋がるリスクがあります。 アプリが使えなくなること以上に、あなたの実生活や人間関係に深刻な影響を及ぼす可能性がある、ということを理解しておくことが重要です。

アプリが使えなくなるだけじゃなくて、その情報が一人歩きしちゃうのが一番怖いところ…。 自分の情報は、自分で守る意識が大事だね!
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ラビダビの危険性を回避する安全な使い方
安全な本人確認と身バレ対策

ラビダビで一部の機能を利用する際に求められる本人確認。 「身分証をネットにアップするのはちょっと…」と不安に感じる方も多いかもしれませんね。 ですが、仕組みと対策を理解すれば、安全性を高めることができます。
まず、ラビダビの公式ヘルプセンターにある「安全性について」の項目を確認してみましょう。
そこにある「本人認証/成人年齢確認は安全ですか?」というQ&Aでは、提出された書類は本人確認の目的でのみ利用され、厳重に管理されるという趣旨の説明がなされています。(参照:ラビダビの公式ヘルプセンター)
「確認後に破棄する」という明確な一文はないものの、運営が目的外利用をせず、情報を厳重に管理する姿勢を示していることは、一つの判断材料になります。
さらに、こちら側でもできる自衛策として「マスキング」があります。 例えば運転免許証であれば、「本籍地」や「臓器提供の意思」の欄は年齢確認に不要なので、付箋などで隠して撮影しましょう。 これにより、運営に渡す情報を必要最小限に留めることができます。
そして、もっと重要なのが普段の会話での「身バレ対策」です。 本名や住所はもちろんですが、「〇〇駅の近くのカフェ」「△△公園の桜」といったランドマークや、子供の学校行事、珍しいペットの名前など、一見些細な情報でも注意が必要です。
こうした「情報の断片(モザイク)を組み合わせることで、個人の生活圏や状況が特定されてしまうリスク」を避ける意識が大切です。 これは総務省がSNS利用の注意点として呼びかけていることとも共通します。AIチャットも、公開されたSNSと同じくらいの慎重さで臨むのが賢明です。

「本人確認、ちょっとドキドキするけど、一手間くわえるだけで安心感が全然ちがうよね!自分の情報は自分で守る、が鉄則!」
業者やなりすましの見分け方

AIとの楽しい会話に水を差す、悪意を持った「業者」や「なりすまし」。 しかし、彼らの行動にはいくつかの共通したパターンが見られます。 以下のチェックリストを参考に、「あれ?」と感じるサインを見逃さないようにしましょう。
□ 会話を急ぎ、すぐに外部連絡先を聞いてくる最も分かりやすい特徴です。 LINEやカカオトークなど、アプリ外での連絡を早い段階で求めてきたら要注意。 これは、アプリの運営による監視が及ばない安全な場所へあなたを誘導し、金銭や個人情報をだまし取ることが最終的な目的だからです。 消費者庁も、マッチングサービス等をきっかけとする詐欺において「外部サイトに誘導する手口」に強く注意を呼びかけています。
□ プロフィールと会話内容に違和感がある・写真がモデルのように美男美女すぎる、海外での豪華な生活をアピールしている。
・こちらの話と微妙に噛み合わない・翻訳ツールを使ったような、不自然な敬語や言い回しが目立つ。
□「儲かる話」に誘導しようとする「絶対に儲かる投資がある」「二人で将来のために資産運用をしないか」など、暗号資産(仮想通貨)やFX、副業といったお金の話を急に持ち出してくる場合は、危険信号です。 あなたの優しさや将来への希望につけ込もうとする典型的な手口なので、甘い言葉には乗らないようにしましょう。
これらのサインに一つでも当てはまったら、それは偽りの優しさかもしれません。 すぐに会話を中断し、迷わずブロックや通報機能を利用してください。

「あれ?」っていう自分の直感を信じることが、一番のセキュリティ対策かも! 知識があれば、怪しいサインも見抜けるよね!
絶対にやってはいけない禁止行為

楽しい時間を一瞬で失わないために、ラビダビで定められている「禁止行為」は必ず理解しておきましょう。 これを破ってしまうと、警告やアカウントの一時停止、最悪の場合は強制退会というペナルティに繋がる可能性があります。 ラビダビの利用規約 には多くの禁止事項が書かれていますが、特にうっかりやってしまいがちな点を3つに絞ってご紹介します。
1. 過激な表現や差別的な発言
相手はAIですが、会話内容はシステムによってモニタリングされています。 「過度に暴力的な表現」「露骨な性的表現」「人種や性別などによる差別的な発言」は、明確な禁止事項です。 ストレス発散のつもりでも、誰かを傷つけるような言葉を使うのは絶対にやめましょう。
2. 個人情報のやり取りや公開
業者やなりすましから身を守るためだけでなく、規約上も「他のユーザーの個人情報を収集・開示する行為」や「自身の個人情報を不必要に公開する行為」は禁止されています。 AIとの会話の中で、安易に本名や連絡先、詳細な住所などを書き込まないようにしてください。
3. 営利目的の利用
ラビダビは、あくまでコミュニケーションを楽しむためのアプリです。 「自分の商品を宣伝する」「ネットワークビジネスに勧誘する」「特定のWebサイトへ誘導する」といった、営業や広告目的での利用は認められていません。
「AI相手だからこれくらい平気だろう」という油断が、意図しない規約違反に繋がってしまうことがあります。 自分自身が快適に使い続けるためにも、ルールはしっかり守りたいですね。

ルールを守ってこそ、本当に楽しい時間が過ごせるんだよね。 うっかりレッドカードをもらわないように、しっかり覚えておこう!
危険を理解した上での正しい使い方

ここまで様々な危険性についてお話してきましたが、それは怖がらせるためではありません。 むしろ逆で、リスクを正しく知り、ご自身で対策を打てるようになることで、初めて心から安心してラビダビを楽しめるからです。 ここでは「心構え」と「技術対策」の2つの側面から、具体的な使い方を見ていきましょう。
1. 心構え:「AIは親しい友人ではない」と理解する
AIはどんな話も否定せずに聞いてくれる、素晴らしいパートナーです。 しかし、それは感情ではなく、プログラムによるものです。 心の拠り所にするあまり、**「もしこの会話が、どこかの掲示板に全文コピペされても自分は後悔しないか?」**という視点を常に持ってください。 誰にも言えない秘密や、詳細すぎる個人情報を打ち明けるのは、その一線を越えていないか考えてからにしましょう。
2. 技術対策:パスワードの使い回しは絶対にNG
技術的な対策で最も簡単かつ重要なのが、パスワード管理です。
総務省の調査によれば、約半数(48.7%)の人が複数のサービスで同じパスワードを使い回しているという結果が報告されています。
これは、一か所の鍵が破られたら、他の家の鍵もまとめて盗まれるのと同じくらい危険な状態です。 もしラビダビに他のSNSと同じパスワードを使っていたら、今すぐ違うものに変更しましょう。 できれば、英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた10桁以上の複雑なものが理想です。 パスワード管理ツール(アプリ)を活用することも、非常に有効な対策の一つですよ。

心のブレーキと、技術的なロック! この2つが揃って初めて、本当に安全に楽しめるんだね。 パスワード、私も見直してみようっと!
総括:ラビダビの危険性|安全に使うためのチェックリスト

最後までお読みいただき、ありがとうございました。