私は、情報処理安全確保支援士試験の受験記録を残すことにしました。
この記録がどれほど役立つかはわかりませんが、実際に合格するまでの体験談をブログにまとめておくことで、自分自身の振り返りや、これから挑戦する方の参考になればと思っています。

情報処理安全確保支援士試験とは?出題形式と試験時間まとめ
情報処理安全確保支援士試験(SC)は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験のひとつで、情報セキュリティ分野の専門知識と実践力を問われます。
出題形式と時間は以下の通りです。
試験区分 | 時間 | 形式 | 出題数・解答数 |
---|---|---|---|
午前Ⅰ | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式(四肢択一) | 出題数:30問・解答数:30問 |
午前Ⅱ | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式(四肢択一) | 出題数:25問・解答数:25問 |
午後 | 12:30~15:00(150分) | 記述式 | 出題数:4問・解答数:2問 |
※試験情報はIPA公式サイトより引用
私の受験のきっかけと挑戦の記録
20年前に基本情報技術者試験に合格して以来、仕事に追われて資格試験からは離れていました。
ところが、官公庁に派遣されることになり、セキュリティ資格が求められる環境に。そこで再び「資格取得」を目指すことにしました。
途中、応用情報技術者試験にも挑戦しましたが、午後試験で時間が足りず2度不合格。しかし、気持ちを切り替え、最終目標を情報処理安全確保支援士に絞り、受験に挑みました。
年 | 季節 | 試験名 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
平成13年 | 春 | 基本情報技術者試験 | 合格 | |
令和4年 | 春 | 応用情報技術者受験 | 不合格 | 午後試験、時間不足 |
令和4年 | 6月 | 情報セキュリティマネジメント試験 | 合格 | 官公庁派遣のため必要 |
令和4年 | 秋 | 応用情報技術者受験 | 不合格 | 午後試験、時間不足 |
令和5年 | 春 | 情報処理安全確保支援士試験 | 不合格 | 午後Ⅰ、合格点に届かず |
令和5年 | 秋 | 情報処理安全確保支援士試験 | 合格 | 午前免除活用、午後突破 |
実際に使った勉強法とおすすめ教材
令和5年秋試験に向け、以下の方法を徹底しました。
✔ YouTube「まさるさんの講座」
通勤中にスマホで繰り返し視聴。耳から知識を入れることでスキマ時間を有効活用できました。
✔ 情報処理安全確保支援士ドットコム「過去問道場」
スマホでも手軽に過去問演習ができ、午前試験対策には特に効果的です。
✔ 参考書・問題集
午後試験対策として市販の参考書と過去問を繰り返し解き、記述式問題に慣れました。
情報処理安全確保支援士 重点対策
うかる情報処理安全確保支援士 午後問題集
試験当日の流れと午後試験の反省点
午前試験は、これまでの学習のおかげで無事クリア。
午前Ⅰに合格すると、次回から午前免除が受けられるので、ここは非常に重要です。
午後試験では、「問2」に時間をかけすぎたことで、後半がかなり厳しくなってしまいました。
記述式は時間配分がカギだと痛感しました。
ギリギリ合格!結果と今後の目標
結果発表を見るまでは、「また来年かも…」と不安でしたが、実際には午後試験63点で合格ラインギリギリ突破。
試験勉強で得た知識が確実に身についたと感じています。
今後は、すぐに情報処理安全確保支援士として登録し、現場でも活かせるようにさらに学びを続けたいと思っています。

最後に:これから挑戦する方へ
情報処理安全確保支援士試験は決して簡単ではありませんが、地道な対策と「午後の時間配分」を意識すれば、十分合格は狙えます。
私の経験が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。