また「私はロボットではありません」だ…。最近やたらと出てくるけど、これって本当に安全なの?もしかしてウイルスに感染したりしないかな…。

ウェブサイトを見ていると、突然現れる「私はロボットではありません」の表示。
何度も画像選択が終わらない無限ループにイライラしたり…
突然「ウイルスに感染しました」なんて警告が出てきて、ドキッとした経験はありませんか?
その不安、実は的中しているかもしれません。
何気なく目にしているその表示、もしかしたらあなたのスマホをウイルス感染の危険に晒す、巧妙な詐欺の入り口かも…。
実際に、警察庁も注意を呼びかけているこの手口。
気づかずに「許可」ボタンを押してしまうと、あなたのスマホが乗っ取られてしまう危険性もあるんです。
でも、もう大丈夫。
この記事を最後まで読めば、
- 本物と偽物を一瞬で見抜くポイント
- あなたのスマホが危ない!ウイルス感染のサイン
- もし押してしまった場合の「3分でできる応急処置」
- 攻撃者が利用するあなたの「心の隙」とは?
- もう二度と騙されないための予防習慣
など、あなたの不安をスッキリ解消する全ての答えが見つかります。
正しい知識を身につけて、あなたの大切なスマホをしっかり守ってあげましょう!
記事の要点を動画にまとめました。まずはこちらをご覧ください。(約3分)
「私はロボットではありません」警告に潜むウイルス感染の罠
「許可」で始まる巧妙な詐欺の手口

ウェブサイトを見ているとき「私はロボットではありません」のチェックと同時に、「通知を許可しますか?」というポップアップが表示されたことはありませんか?
一見すると、サイトからの普通の案内に見えますよね。
でも、そこで安易に「許可」を押してしまうと、巧妙な詐欺の罠にはまってしまうかもしれないんです。
実は、その「許可」ボタンこそが、あなたのスマホを危険に晒す詐欺の入り口なんです。
これは「クリックフィックス詐欺」と呼ばれる手口で、その目的は、あなたに不正なサイトからの「プッシュ通知」を許可させることです。
一度許可してしまうと、どうなると思いますか?
スマホを操作していないときでも、画面に「ウイルスに感染しました」「5個のウイルスが検出されました」といった偽の警告が、1日に何回も届くようになってしまうのです。
こうして偽の警告を繰り返し見せられると、誰だって「本当かも…」と不安になってしまいますよね。
これは「恐怖アピール」という、人の不安を煽って正常な判断をできなくさせる心理効果を悪用した、とても悪質な手口です。
そして、不安になったあなたが偽の警告をタップした先で、
・不要なアプリをインストールさせる
・個人情報やクレジットカード情報を入力させる
・高額なサポート料金を請求する窓口に電話させる
といった、金銭的な被害に繋がるのが最終目的なのです。
この手口は実際に被害が報告されており、警察庁も国民に向けてウェブサイトで強く注意を呼びかけています。
警察庁のリンクに対処方法が乗っていますので、まずはチェックしてください!👇👇👇
本物と偽物?一瞬で見抜くポイント

「じゃあ、どうやって本物と偽物を見分ければいいの?」
そう思いますよね。
でも大丈夫、これからお伝えする3つのポイントを冷静に確認すれば、ほとんどの偽警告は見破れるんですよ。
1. 不自然な日本語やデザイン
まず一番わかりやすいのは、表示されている日本語です。
「あなたのスマホは危険な状態です。すぐに行動しなさい」
「5個のウイルスがあなたの電話を感染させました」
このような、翻訳ソフトで訳したような少し片言の日本語や、命令するような強い口調は、偽物である可能性がとても高いです。
また、大手企業のロゴを無断で使っているのに、デザインがどこか安っぽかったり、画質が荒かったりする場合も要注意です。
2. 今見ているサイトと無関係なURL
ブラウザの上部にあるアドレスバー(URLが表示される場所)を確認する習慣をつけましょう。
偽の警告が表示されるとき、URLは今見ているサイトとは全く関係のない、意味不明な英数字の羅列になっていることがほとんどです。
例えば、有名なショッピングサイトを見ているはずなのに、URLが「abc-xyz-123.com」のようにおかしな文字列だったら、それは偽物です。
3. 過度に不安を煽り、行動を急かす
「警告!あと1分でデータが破壊されます」
「今すぐ対応しないと、個人情報が流出します!」
このように、カウントダウンを始めたり、過度にあなたの不安を煽ったりして、冷静に考える時間を与えないように急かしてくるのも、典型的な偽物の特徴です。
これは「緊急性の原理」を悪用し、「早くしないと大変なことになる!」とあなたを焦らせて、間違った判断をさせるための罠なんです。
本物と偽物の違いまとめ
| 本物 (reCAPTCHA) | 偽物 (クリックフィックス詐欺) | |
|---|---|---|
| 表示の目的 | 不正アクセスからサイトを守るため | プッシュ通知を許可させるため |
| 表示のされ方 | サイトのデザインに自然に溶け込んでいる | 突然ポップアップで表示される |
| メッセージ | 「私はロボットではありません」などシンプル | 「ウイルス感染」など不安を煽る |
| URL | 閲覧中のサイトと同じドメイン | 閲覧中のサイトと無関係 |
| 次のアクション | 画像選択やチェックボックス | 「許可」やアプリのインストールを促す |
本物のreCAPTCHAは、あくまでサイトを守るための「認証」なので、あなたを脅かすことは絶対にありません。
🤔なるほど!言われてみれば、本物が私たちを怖がらせる理由なんてないもんね。これなら冷静に見分けられそう!
なぜ終わらない?無限ループの本当の理由
「私はロボットではありません」の画像選択が、なぜか何度やっても終わらない…。
イライラするし、「もしかしてウイルス?」なんて不安になりますよね。
この無限ループが起こるのには、実は大きく分けて2つの理由があるんです。
あなたの状況がどちらに近いか、一緒に見ていきましょう。
理由①:あなたを罠にはめる「偽サイト」の場合
これは、前述の「クリックフィックス詐欺」のように、悪意のあるサイトがわざと終わらないように設定しているケースです。
その狙いは、あなたをイライラさせたり、「何かおかしいのかな?」と混乱させたりして、冷静な判断力を奪うこと。
そして、しびれを切らしたあなたが、つい横にある「許可」などのボタンを押してしまうのを待っているのです。
この場合は、いくら真面目に画像選択を続けても、絶対にクリアできません。
理由②:信頼できる「本物サイト」の場合
一方、いつも利用している公式サイトなどでこの現象が起きる場合は、ウイルスではなく、あなたのブラウザの設定に原因があることがほとんどです。
主な原因は以下の通りです。
- VPNの利用:
接続元を隠すVPNを使っていると、アクセス場所が頻繁に変わるため、システムに「怪しい動きをするロボット」だと誤解されることがあります。 - Cookieのブロック設定:
サイトの閲覧情報を一時的に保存する「Cookie」という仕組みをブロックしていると、あなたが人間であることをサイトが記憶できず、何度も確認を求められます。 - ブラウザの拡張機能:
広告をブロックする拡張機能などが、reCAPTCHAの正常な動作を邪魔してしまうこともあります。
【状況別】無限ループの対処法まとめ
| 考えられる原因 | サイトの種類 | やるべきこと |
|---|---|---|
| あなたを騙すのが目的 | 怪しいサイト・見覚えのないサイト | すぐにそのページを閉じる |
| ブラウザの設定が原因 | いつも使う公式サイトなど | 以下の対処法を試す |
信頼できるサイトでループが起きた場合は、以下の方法を上から順番に試してみてくださいね。
- ページの再読み込み(リロード)をしてみる
- 広告ブロックなどの拡張機能を一時的にオフにする
- ブラウザのキャッシュとCookieを削除する
- (もし利用していれば)VPNを一時的にオフにする
このように、原因が分かれば、落ち着いて対処できますよ。
怪しいサイトなら即、閉じる。信頼できるサイトなら、まず自分の設定を疑う事!
💡なるほど、そういうことだったんだ!いつもイライラしてたけど、原因が分かれば怖くないかも!これからは冷静に対処できそう!
あなたのスマホが危ない!ウイルス感染のサイン

「もしかして、私のスマホもウイルスに感染してる…?」
一度そう思うと、すごく心配になりますよね。
スマホは不調を言葉で教えてはくれません。
だからこそ、私たち自身がその小さなサインに気づいてあげることが大切なんです。
もし、あなたのスマホに次のようなサインが複数当てはまる場合は、ウイルスに感染している可能性も考えられます。
一緒にチェックしてみましょう。
スマホのSOSを見逃さないで!感染チェックリスト
| サイン | なぜ危険なの? |
|---|---|
| ① 身に覚えのない通知・広告が頻繁に届く | 不正なプッシュ通知を許可してしまった証拠。偽の警告や詐欺サイトへ誘導される危険があります。 |
| ② バッテリーの減りが異常に早い | あなたがスマホを使っていない間も、ウイルスが裏で勝手に動き回り、バッテリーを消耗させているのかもしれません。 |
| ③ データ通信量が急に増える | ウイルスがあなたのスマホから個人情報を盗み出し、外部の犯人に送信している可能性があります。 |
| ④ 動作が急に重くなる・頻繁に熱くなる | ウイルスがCPU(スマホの脳みそ)に大きな負荷をかけているサインです。人間でいうと、常に全力疾走しているような状態です。 |
| ⑤ インストールした覚えのないアプリがある | 別のアプリを装って、あるいはあなたが気づかないうちに、悪意のあるアプリが勝手にインストールされたのかもしれません。 |
「もしかして感染してるかも…」そう感じたら、すぐにでも信頼できるセキュリティ対策を始めたいですよね。
世の中には「ESET」「ウイルスバスター」「ノートン」など、様々なセキュリティソフトがありますが、それぞれ「ウイルスの検出力」「動作の軽さ」「詐欺サイト対策機能」が異なります。
当サイトでは、これら主要な3大ソフトを徹底的に比較し、「あなたのスマホの使い方と不安に最適な1本」が分かる【徹底比較記事】を用意しています。「感染サイン」に気づいた今こそ、最適な防御策を見つけてください。
もちろん、これらのサインが一つあったからといって、必ずしもウイルス感染とは限りません。
ですが、複数の項目に心当たりがある場合、それは見過ごしてはいけない重要な警告です。
これらは、あなたのスマホからの「助けて!」という悲鳴(SOS)なのかもしれないのです。
このような症状は、国の機関である情報処理推進機構(IPA)も、ウイルス感染の典型的なサインとして注意を呼びかけています。
😰うわ…②と④、最近よくあるかも…。ただの劣化だと思ってたけど、もしかして…。どうしよう、不安になってきた…。
偽の「私はロボットではありません」によるウイルス感染への対処と予防法
警告が出たら「閉じる」だけが正解
もし、スマホの画面に突然「ウイルスに感染しました」と表示されたら…。
心臓がドキッとして、パニックになってしまいますよね。
でも、どうか落ち着いてください。
そんな時にやるべきことは、たった一つだけです。
それは、慌てずに、その警告画面を「閉じる」こと。
これだけで、あなたのスマホは守られます。
「え、それだけで本当に大丈夫なの?」と思うかもしれません。
大丈夫なんです。その理由を説明しますね。
そもそも、ウェブサイトを見ているだけのブラウザが、あなたのスマホの中にあるウイルスを検知することは絶対にできません。
ブラウザには、そんな機能はないのです。
つまり、画面に表示されている警告は、ただの「偽物の画像」と同じ。
あなたを騙すためだけに表示されている、真っ赤な嘘なんです。
攻撃者は、あなたがパニックになり、画面の指示通りに「アプリをインストール」や「電話をかける」といったボタンを押してしまうのを待っています。
ここで大切なのは、「正常性バイアス(自分は大丈夫だろう、という思い込み)」に流されないこと。
「これは詐欺かもしれない」と一度立ち止まり、ブラウザのタブやウィンドウの「×」ボタンでそっと閉じる勇気を持ってください。
もし「×」ボタンで閉じられない場合
悪質なサイトの中には、ブラウザを閉じさせないようにするプログラムが組まれていることもあります。
その場合は、慌てずにブラウザアプリそのものを強制終了させましょう。
この「画面の指示には従わず、無視して閉じる」という対処法は、総務省も公式に推奨している、最も安全で確実な方法です。
出典:総務省 国民のための情報セキュリティサイト「偽のセキュリティ警告(フェイクアラート)に注意」
😮そっか!ブラウザが勝手にウイルスを見つけるなんて出来ないんだ!ただ怖がらせようとしてただけなんて…!これならもう焦らないで済むかも!
もし押してしまったら?3分でできる応急処置

「間違えて『許可』ボタンを押してしまった…!」
そう気づいた瞬間、血の気が引きますよね。でも、どうか落ち着いてください。
大丈夫。すぐに気づいて正しく対処すれば、被害は食い止められます。
ここでは、誰でも3分でできる応急処置の方法をお伝えしますね。
やるべきことは、たった一つ。
ブラウザの「サイトからの通知設定」をオフにすることです。
クリックフィックス詐欺は、この「通知機能」を使って偽の警告を送りつけてくる仕組みです。
つまり、原因となっているサイトからの通知を止めてしまえば、しつこい警告はもう表示されなくなります。
お使いのスマホに合わせて、以下の手順で設定を見直してみてください。
【OS別】不審なサイトからの通知を止める方法
| OS (スマホの種類) | 主なブラウザ | 設定を確認する手順(概要) |
|---|---|---|
| Android | Google Chrome | ①Chromeを開き、右上の「︙」をタップ ②「設定」→「通知」の順に進む ③サイトの一覧から、許可した覚えのないサイトの通知をオフにする |
| iPhone | Safari | ①「設定」アプリを開く ②「Safari」→「詳細」→「Webサイトデータ」の順に進む ③「全Webサイトデータを削除」または不審なサイトを選んで削除する |
※iPhoneの場合、サイトごとのプッシュ通知許可は限定的ですが、カレンダーに不正な予定を登録される手口もあるため、「設定」→「カレンダー」→「アカウント」に見覚えのないものがないかも確認しましょう。
詳しい操作方法がわからない場合は、慌てずに、ご契約中の携帯電話会社の公式サイトで確認するのが一番確実ですよ。
公式サイトのサポートページにある検索窓で、
- 「ウイルス 警告 対処法」
- 「カレンダー スパム 削除」
といったキーワードで検索してみてください。
そうすれば、お使いの機種に合わせた、常に最新の公式な対処法が見つかります。
- 主な参考情報元:
- Google Chrome ヘルプ
- 各携帯電話会社(docomo, au, SoftBank, 楽天モバイルなど)の公式サポートページ
🏃♀️押しちゃったー!ってパニックだったけど、この手順通りにやったら偽の通知がピタッと止まった!よかった…!本当に3分でできた!
攻撃者が利用するあなたの「心の隙」

なぜ私たちは、「怪しい」と頭のどこかで思いながらも、偽の警告画面のボタンをタップしてしまうことがあるのでしょうか。
それは、攻撃者がスマホのシステムだけでなく、私たちの「心の隙」を巧みに攻撃してくるからです。
彼らは、人がどんな状況で騙されやすいのかを熟知した、心理学のプロでもあるのです。
このような心理的な攻撃は「ソーシャルエンジニアリング」と呼ばれ、実は私たちの身の回りにあふれています。
詐欺師が使う、主な心理テクニック
| 心理テクニック | どんな手口? | あなたの心の声 |
|---|---|---|
| 権威 | 「Googleからの警告」など、公的機関や有名企業の名を騙る | 「公式が言うなら本当かも…」 |
| 緊急性 | 「あと1分で…」とカウントダウンを表示したり、警告音を鳴らす | 「早くしないと大変なことになる!」 |
| 恐怖 | 「ウイルスに感染」「情報が流出」など、最悪の事態を想像させる | 「どうしよう、怖い…!」 |
| 希少性 | 「今だけ無料」「あなただけが対象」など、限定感を出す | 「このチャンスを逃したくない!」 |
攻撃者はこれらのテクニックを組み合わせ、「恐怖」と「焦り」であなたの思考を停止させ、普段なら絶対にしないようなミスを誘います。
つまり、攻撃者は、あなたのスマホではなく、あなたの『心』をハッキングしようとしているのです。
だからこそ、技術的な対策と同じくらい、「これは私の心を揺さぶろうとしているのかも?」と一歩引いて考える心理的な防御が大切になります。
セキュリティ企業のトレンドマイクロも、こうしたソーシャルエンジニアリングへの対策として、組織や個人のセキュリティ意識向上が不可欠だと指摘しています。
🧠うわ、これって詐欺だけじゃなくて、普段の買い物とかでも使われてるテクニックだ…。まんまと焦らされてた!仕組みがわかると、冷静になれる気がする!
もう騙されない!今日からできる予防習慣
ここまで読んでくださったあなたは、もう偽の警告の仕組みや対処法をしっかり理解できたはずです。
最後に、これからのあなたが安心してインターネットを楽しむために、今日からできる「3つの予防習慣」をお伝えしますね。
習慣①:面倒くさがらず「すぐやる」アップデート
スマホやアプリから届く「アップデートしてください」という通知。
「あとでいいや」と後回しにしていませんか?
実はこのアップデートには、新しい機能を追加するだけでなく、見つかったセキュリティ上の弱点(脆弱性)を塞ぐ、とても大切な役割があるんです。
アップデートをサボることは、家のドアに鍵をかけずに外出するようなもの。
通知が来たら「すぐやる」を合言葉にしましょう。
習慣②:セキュリティソフトを「お守り」にする
「自分は大丈夫」と思っていても、気づかないうちに危険なサイトに足を踏み入れてしまうことは誰にでもあります。
信頼できるセキュリティソフトやアプリを入れておけば、そういった危険なサイトを事前にブロックしてくれたり、万が一ウイルスが侵入しそうになっても防いでくれたりする、まさに「ネット世界の番犬」になってくれます。
有料のものだけでなく、信頼できる無料のものもありますので、お守り代わりにぜひ導入を検討してみてください。
とはいえ、「信頼できるセキュリティソフト」と言われても、「ESET」「ウイルスバスター」「ノートン」など、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
「動作が軽いのがいい」「サポートが手厚いのがいい」「VPN機能も欲しい」など、人によって重視するポイントは様々です。
当サイトでは、これら主要な3大ソフトを徹底的に比較し、「あなたの使い方に最適な“お守り”」が必ず見つかる【徹底比較記事】を用意しています。予防習慣の一つとして、ぜひ最適なソフトを選んでみてください。
習慣③:「クリックする前」に一呼吸おく
届いたメールに記載されたURLや、ウェブサイトの魅力的な広告。
クリックする前に、「これって本当に信頼できるかな?」と一呼吸おくクセをつけましょう。
特に「当選しました!」「限定セール」といった、あなたの欲や好奇心を刺激してくるものほど要注意です。
この3つの習慣は、警察庁のサイバーセキュリティ対策本部も国民に推奨している、サイバー犯罪から身を守るための基本です。
少し意識を変えるだけで、あなたのスマホは格段に安全になりますよ。
😌そっか、アップデートってそんなに大事だったんだ…。これからは通知が来たら、すぐやるようにしなきゃ!番犬っていう例え、すごく分かりやすい!
【Q&A】これってどうなの?よくある質問
最後に、この記事を読んで「でも、これってどうなの?」と感じるかもしれない、よくある質問にお答えしますね。
Q1. 「iPhoneはウイルスに強い」って本当?
A1. 半分本当で、半分は危険な思い込みです。
確かにiPhoneは、アプリの審査が厳しいなど、OSの仕組み上、ウイルス(マルウェア)自体には感染しにくい構造になっています。
ですが、今回ご紹介したような、
- 偽の警告画面であなたを騙す「クリックフィックス詐欺」
- 偽サイトに誘導して情報を盗む「フィッシング詐欺」
- 身に覚えのない予定が登録される「カレンダースパム」
といった手口の危険性は、AndroidでもiPhoneでも全く同じです。
「iPhoneだから安全」という”安全神話”を信じ込んでいると、心の隙を突かれてしまうかもしれません。油断は禁物ですよ。
Q2. 間違えてカード情報やパスワードを入力してしまったら?
A2. とても不安ですよね。でも、ここからはスピードが命です。落ち着いて、すぐに行動しましょう。
やるべきことは、主に以下の3ステップです。
ステップ①:金銭的な被害を止める
何よりもまず、入力してしまったクレジットカードの会社や、銀行にすぐに電話してください。
カードの利用停止や、不正な引き出しがないかを確認してもらうことが最優先です。
ステップ②:被害の連鎖を断ち切る
もし、入力したパスワードを他のサイトでも使い回している場合、すぐに全てのサイトでパスワードを変更してください。
犯人が他のサービスにも不正ログインしてしまうのを防ぎます。
ステップ③:公的機関に相談する
ご自身での対応に不安がある場合は、一人で抱え込まずに専門の窓口に相談しましょう。
警察には、サイバー犯罪に関する相談窓口があります。緊急の事件・事故でなければ、警察相談専用電話「#9110」にかけることで、最寄りの相談窓口を案内してくれます。
- 出典:警察庁「都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口一覧」
Q3. 信頼できるサイトなのに、画像選択が終わりません…
A3. ウイルスではなく、お使いのブラウザが原因かもしれません。
記事の前半でも少し触れましたが、信頼できる公式サイトなどでこの無限ループが起こる場合は、サイト側ではなく、あなたのスマホの設定が影響している可能性があります。
以下の対処法を上から順番に試してみてください。
- ページの再読み込み(リロード)をする
- 広告ブロックなどの拡張機能を一時的にオフにする
- ブラウザのキャッシュとCookieのデータを削除する
- (もし使っていれば)VPN接続を一時的にオフにする
多くの場合、これらの方法で解決しますよ。
Q4. そういえば、セキュリティソフトの有効期限が切れてるかも…
A4.それはとっても危険な状態です!今すぐ新しいソフトを検討しましょう。 期限が切れたソフトは、最新の脅威に全く対応できません。
「じゃあ、次はどのソフトに乗り換えよう?」「ESET」「ウイルスバスター」「ノートン」など、選択肢はたくさんありますが、それぞれ特徴が異なります。
当サイトでは、これら主要な3大ソフトを徹底的に比較し、「今のあなたに最適な1本」を選べる【徹底比較記事】を用意しています。期限切れの不安から解放され、最新の安心を手に入れるために、ぜひご覧ください。
🧐ずっと疑問だったことが全部解決した!特にiPhoneの”安全神話”は信じ切ってたから危なかった…。これでもう、変な警告が出ても冷静に対処できそう!ありがとう!
この記事の要点チェック!「私はロボットではありません」の不安を完全解消
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
