
え…これって詐欺?PayPay使ってて、ちょっと不安になることありませんか?
今、PayPay パスコード詐欺の手口とよくある落とし穴が話題になっています。知らない人から送金されたり、突然認証コードが届いたり…これ、実はよくある詐欺のきっかけなんです。
この記事では、PayPayのパスコード詐欺はどんな手口?という疑問から、QRコード・リンク詐欺の見抜き方、さらにはアプリで“身バレ”する意外な理由まで、わかりやすくまとめました。
もちろん、送金パスコードを忘れた時の正しい対応やパスワード管理のコツ、本人確認は安全なの?といった安心ポイントも丁寧に解説します。
スマホでサクッと読めて、すぐに役立つ情報をお届けするので、知らずに被害にあわないためにも、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
PayPay パスコード詐欺の手口とよくある落とし穴

PayPayのパスコード詐欺はどんな手口?
最近、PayPayのパスコードを悪用した詐欺が増えています。特に多いのが、偽のSMSやメールで「本人確認が必要です」「パスコードを入力してください」といったメッセージが届き、入力させる手口です。
これを入力してしまうと、あなたのPayPayアカウントが第三者に乗っ取られる可能性があります。実際、2024年の警察庁の発表によると、インターネットバンキングやキャッシュレスサービスを含む不正送金被害の合計は年間約27億円にのぼっています。不正利用の多くは、フィッシング詐欺や認証情報の漏えいが原因とされています。(※出典:警察庁 不正送金等に関する統計)
また、最近は実在するPayPay公式サイトにそっくりな偽サイトに誘導され、そこでパスコードを入力させる巧妙なケースも確認されています。
こうした詐欺は、スマホだけで簡単にお金のやりとりができるPayPayの利便性を逆手に取ったものです。

ほんと、便利なサービスだからこそ、ちょっとした油断が狙われちゃうのが怖いですよね…。
知らない人から送金…これ詐欺かも?

知らない相手から突然PayPayでお金が送られてきたら、それは思わぬトラブルの始まりかもしれません。実は、これを悪用した詐欺やトラブルが相次いでいるんです。
たとえば、受け取った後に「間違って送ったので返してください」と連絡があり、こちらが返金したら、実は最初の送金が不正に入手した他人のアカウントからだった…というケースがあります。結果、あなたも不正送金に巻き込まれ、最悪の場合、加害者扱いになるリスクも。
PayPayの公式ヘルプでも、送金相手が不明な場合や不審に感じた場合は、サポートに問い合わせるよう案内されています。安易に受け取らず、まずは確認することが大切です。(※出典:PayPayヘルプ「送金に関する注意点」)

いくら小額でも、気軽に「ラッキー」と思わず、冷静に対処しましょうね。突然お金が届くのって、ちょっとドキドキしちゃいますが…そこが落とし穴ですから。
身に覚えのない認証コードが届いたら
PayPayから突然、身に覚えのない認証コード(6桁の数字)が届く場合、誰かがあなたのアカウントで不正ログインを試みた可能性があります。
この認証コードは、ログイン時や本人確認の際に必要なものですが、あなた自身が操作していないのに届く場合は、詐欺や乗っ取りのサインと考えてください。
2023年度、国民生活センターには“フィッシング”に関する相談が約14,000件寄せられ、依然高水準にあります 。
消費者庁もフィッシング全般への警戒を強く呼びかけており、SMSで届いた認証コードを安易に入力しないよう注意が必要です。
このようなメッセージが届いたら、絶対にコードを誰にも伝えず、速やかにPayPayのサポートや警察相談専用電話「#9110」へ相談しましょう。

何もしてないのに届くと、ホント不安になりますよね…。でも、ここで落ち着いて行動すれば大丈夫です。
QRコード・リンク詐欺の見抜き方

QRコードやURLリンクを悪用した詐欺も、PayPayユーザーがよく狙われる手口のひとつです。見た目はPayPay公式とそっくりでも、実際は偽サイトに誘導され、個人情報やパスコードを抜き取られてしまいます。
これを防ぐには、いくつかのチェックポイントがあります。
- URLのドメインが「paypay.ne.jp」であるか確認する
- 不自然な日本語表現や誤字がないかを見る
- QRコードの出どころが信頼できるものか確かめる
国民生活センターでは、偽サイトや○○ペイをかたった返金詐欺などの相談が継続して寄せられており、2024年7月にも最新の注意喚起が出されています

お得なキャンペーンやプレゼントを装った偽リンクも多いので、「ラッキー」に飛びつく前に、まずは冷静に確認しましょう。焦らなくて大丈夫、ほんと「ちょっと待つ」が一番の防御です。
アプリで“身バレ”する意外な理由
実は、PayPayの設定次第で、送金相手やプロフィール情報から「自分が誰なのか」が相手にバレてしまうことがあります。
具体的には、送金時に表示される名前やアイコン画像、PayPay IDがそのまま相手に伝わる仕様になっているため、匿名性は意外と低いのです。
実際、PayPay公式ヘルプでは「送金・受け取り機能の注意点」として、不審な相手への送金回避や通知の確認を促しています(※出典:PayPayヘルプ「送る・受け取るでお困りの場合」)
ただし、ニックネームやプロフィールの公開範囲に関する明確な案内は、現時点では公式には確認できません
特に、仕事用やプライベート用でアカウントを分けていない場合、知らない相手に本名や個人情報が伝わるリスクがあります。

相手によっては、ちょっとした情報からSNSを特定されたり、思わぬトラブルに発展することも…。便利な反面、こういう部分、ほんと見落としがちですよね。
PayPay パスコード詐欺を防ぐための具体策と安心ポイント

送金パスコードを忘れた時の正しい対応
送金パスコードを忘れてしまっても、慌てる必要はありません。PayPayアプリから簡単に再設定ができます。
まず、PayPayアプリの「アカウント」から「セキュリティ」を開き、「送金パスコードを再設定」を選びましょう。このとき、本人確認が必要になる場合がありますが、これはあなたのアカウントを守るための大切なステップです。
また、再設定にはPayPayに登録している電話番号やメールアドレスが必要なので、事前に確認しておくとスムーズです。
PayPay公式ヘルプでは、プロフィール(表示名・PayPay IDなど)を編集する方法が案内されています。必要であれば、名前やIDの設定を見直しておくと安心です(※出典:PayPayヘルプ「アカウント情報の編集方法」)

パスコードは忘れやすいですが、すぐに再設定できる仕組みがあると安心ですよね。つい焦っちゃう気持ち、すごくわかりますが、落ち着いて操作すれば大丈夫です。
パスコードを間違え続けたらどうなる?
PayPayのパスコードを何度も間違えると、セキュリティのためにアカウントが一時的にロックされます。具体的には、5回連続で間違えるとロックがかかり、一定時間、送金や決済ができなくなります。
このロックは、悪意のある第三者が不正にアクセスしようとした場合にも有効な防止策です。ただし、本人がうっかり何度も間違えた場合も対象になるので注意が必要です。
パスコードを3回間違えると、受け取りリンクは自動的にキャンセルされ、支払い側に戻ります。
パスコードを忘れた場合は、送金リンクの再作成が必要です。再設定方法などの手順はPayPayヘルプの「送金パスコードについて」で案内されています。どうしてもわからなければ、PayPayカスタマーサポートへの相談が安心です
(※出典:PayPayヘルプ「パスコードについて」)。

私も、寝ぼけて打ち間違えたことがあって焦ったので…皆さんも無理に何度も入力せず、落ち着いて対応してくださいね。
本人確認は安全?安心と危険の境界線
PayPayの本人確認は、安全かつ安心して利用するために欠かせない手続きです。犯罪収益移転防止法では、2018年のeKYC導入をはじめ、2020年や2024年6月にも電子決済事業者への本人確認義務が強化されています。PayPayでは、オンラインでのeKYCを導入し、必要に応じて最新の本人確認情報を更新する仕組みが整っています (※出典:PayPayヘルプ「本人確認情報の定期的な確認・更新について」)。
本人確認を行うことで、不正利用やなりすましを防ぎ、安心して送金や決済ができます。ただし、ここで注意したいのが「偽の本人確認ページ」への誘導です。
実際、偽サイトや偽アプリに誘導され、本人確認情報を盗まれる被害が発生しています。そのため、本人確認は必ずPayPay公式アプリや正規サイトから行うことが重要です。

本人確認=危険、というイメージを持つ方もいますが、正しい手順を踏めば安全性はしっかり確保されています。私も最初は不安でしたが、今は本人確認のおかげで安心して使えていますよ。
SMS・電話番号詐欺を確実に見抜く方法
SMSや電話番号を使った詐欺は、PayPayユーザーがよく狙われる手口です。でも、いくつかのポイントを押さえれば、簡単に見抜くことができます。
- 「【重要】」「【至急】」など、不安をあおる文言が使われている
- 電話番号が公式のものと異なる(PayPay公式番号は【0120-990-634】など)
- リンク先のURLが「paypay.ne.jp」以外になっている
総務省は、2025年5月に「偽基地局」を使ったフィッシングSMS(スミッシング)事案が全国で発生しているとして、不審なSMSへの警戒を強く呼びかけています 。

不安な場合は、直接PayPayアプリからサポートに確認するのが安心です。焦って対応しちゃうと冷静さを失いがちなので、少しでも怪しいと思ったら、まず立ち止まりましょうね。
乗っ取り・返金詐欺…被害時の正しい対処法

もしもPayPayアカウントが乗っ取られたり、返金詐欺に巻き込まれた場合は、すぐに以下の対応をしてください。
【乗っ取りの対処】
・PayPayアプリにログインできる場合は、すぐにパスワードとパスコードを変更する
・ログインできない場合は、PayPayカスタマーサポートへ連絡する
・同時に、警察への相談もおすすめです(全国共通:#9110)
【返金詐欺の対処】
・相手が「返してほしい」と言っても、すぐに返金しない
・PayPayサポートに相談し、状況を説明する
・不正送金の可能性が高い場合は、警察に被害届を出す
警察庁によると、特殊詐欺を含むデジタル詐欺の認知件数や被害額は❶令和4年度に約17,500件・370億円、❷令和6年度のインターネットバンキング関連被害は約87億円と高水準です 。
こうした背景があるため、乗っ取り・返金詐欺に直面した際には、警察とPayPay両方に速やかに相談することが被害拡大を防ぐ鍵になります。

大切なのは、落ち着いて行動すること。焦りそうになりますが、冷静に手続きを踏めばちゃんと守れますよ。
パスコードとパスワード、違いと管理法

PayPayでは「パスコード」と「パスワード」が別物として存在します。この2つを混同すると、セキュリティが甘くなってしまうので注意しましょう。
・パスコード:送金や決済時に使う4~6桁の数字
・パスワード:PayPayアカウントのログインに必要な文字列
どちらも重要ですが、特にパスワードは、英数字や記号を含めた強固なものにし、定期的に変更するのが安全です。また、他のサービスと同じパスワードを使い回さないことも大切です。
複数サービスで同じパスワードを使い回している人は、約61%にものぼります。これはリスト型攻撃※のリスクを高める大きな原因とされており、セキュリティ強化のために使い回し防止と2段階認証の併用が推奨されています (※出典:Yahoo! JAPAN アンケート調査)
※リスト型攻撃:流出パスワードを使って他サービスにも不正ログインしようとする手口

私も以前は面倒で同じものを使いがちだったので…少しずつ意識して、安心して使える環境を整えましょうね。
総括:PayPay パスコード詐欺は「正しい知識」で防げる

最後までお読みいただき、ありがとうございました。