
え…みやブルが勝手に入ってたんだけど…これ大丈夫?
そんなふうに不安になった方、多いと思います。実は私も、知らないうちにスマホに入っていてちょっと戸惑いました。でも、よく調べてみると安心できる仕組みがちゃんとあるんです。
この記事では、みやブルとは何か、勝手に入る理由、プリインストールや自動切り替えの仕組みをわかりやすく解説します。「これって詐欺アプリ?」と心配な方も安心してください。みやブルの安全性やトリプルブロックの効果、無料体験の上手な使い方までしっかりご紹介しますね。
必要な人・不要な人の判断基準や、通知オフの方法、家族や子どもの端末にもおすすめな理由も具体的にお伝えするので、最後まで読めば「自分に必要かどうか」がスッキリわかりますよ。
みやブルが勝手に入ってた…これって安心して使えるの?
みやブルとは?入っている理由を解説

まず、みやブルとは「ネット詐欺専用のセキュリティソフト」のことです。正式名称は「みやブル(Miyabull)」で、以前は「詐欺ウォール」という名前で親しまれていましたが、2025年6月に名称変更されました(出典:出典:みやブル公式サイト)。
このソフトは、スマホやパソコンを使っているときに、偽サイトや詐欺サイトへアクセスしそうになると、自動でブロックしてくれる仕組みです。実際、2024年度のデータでは、月平均で約1,007万件もの詐欺サイトを検知・ブロックした実績があります(出典:PR TIMES)。
あなたの端末にみやブルが「いつの間にか入っていた…」と感じる理由は、大きく分けて3つです。
- スマホやPC購入時に最初から入っている(プリインストール)
- 以前の「詐欺ウォール」が自動アップデートされた
- インターネット契約時のオプションで追加された

こうした仕組みによって、知らない間にみやブルが入っているケースが多いんですね。私も最初は「勝手に入った?」と戸惑いましたが、理由を知ると安心できるものですよ。
プリインストールや自動切り替えの仕組み

スマホやパソコンにみやブルが「最初から入っている」理由は、プリインストールの仕組みにあります。
たとえば、富士通のFMVパソコンには、セキュリティ対策として「詐欺ウォール」が標準で搭載されています。2025年6月からは、この詐欺ウォールが「みやブル」へ順次切り替わりました(出典:富士通公式Q&A)。これにより、ユーザー自身がアプリをインストールしなくても、購入時から安全対策がスタートする仕組みです。
また、旧アプリ「詐欺ウォール」を使っていた方には、2025年6月の名称変更に伴い、自動で「みやブル」へ切り替わるアップデートが配信されています(出典:みやブル公式サイト)。そのため、「インストールした覚えはないのに、アイコンや名前が変わっていて驚いた」という声も一部で見られます。
さらに、So-netやOCNなどの一部プロバイダーでは、インターネット契約のオプションとしてみやブルが提供されています(出典:So-net公式・OCN公式)。

いずれにしても、勝手に入るというより「見えにくい導入方法」が理由です。「なぜ入ってるの?」と不安になった方も、こうして理由を知ると安心できますよね。
詐欺アプリと違う安全性のポイント
ここで気になるのが、「みやブルって本当に安全なの?」という疑問です。見知らぬアプリが入っていると、どうしても不安になりますよね。
結論から言うと、みやブルは日本国内で正規に販売・提供されている、信頼性の高いセキュリティソフトです。運営元はBBソフトサービス株式会社(ソフトバンクグループ)で、教育機関や公的団体とも連携しながら、安心できるサービスの提供に努めています(出典:PR TIMES)。
詐欺アプリと呼ばれるものは、インストール時に身に覚えがなかったり、怪しい広告や不正なアクセスを誘導するものがほとんどです。一方、みやブルは以下の特徴があります。
- トリプルブロック(ブラックリスト・AI検知・ヒューリスティック)で詐欺サイトを防御
- 公式サイトや大手キャリア、プロバイダー経由で提供されている
- 1,200万ライセンス以上の導入実績あり(出典:みやブル公式サイト)

このように考えると、「みやブルは詐欺アプリではなく、詐欺から守るアプリ」なんです。最初は私も不安でしたが、公式情報や仕組みを知ると、むしろ安心して使えましたよ。
必要な人・不要な人の判断基準
「みやブルって、結局みんなに必要なの?」と迷う方も多いと思います。
みやブルが必要な人は、以下のような方です。
- ネットショッピングや銀行アプリをよく使う人
- パソコンやスマホに詳しくない人
- 子どもや高齢者が端末を使っている家庭
- 無料のセキュリティだけでは不安な人
逆に、次のような方は、無理に使わなくてもよい場合があります。
- すでにしっかりした総合セキュリティソフトを入れている人
- パソコンやスマホの使い方に自信があり、危険サイトを見極められる人
- ネットはほとんど使わず、メールや通話が中心な人
とはいえ、ネット詐欺の手口は年々巧妙化しています。警視庁のサイバー犯罪対策ページでも、フィッシング詐欺や不正送金の被害が増加していると警鐘が鳴らされています。実際、消費者庁の発表によると、インターネット関連の相談件数は年間20万件以上にのぼり、被害額も年々増加傾向にあります(出典:警視庁サイバー犯罪対策/消費者庁)。

そう考えると、「私は大丈夫」と思っている方こそ、少し慎重になってみやブルのような対策を検討するのも良いかもしれませんね。
みやブルは本当に必要?安心して使うコツと注意点
トリプルブロックの仕組みと詐欺対策効果

みやブルの大きな特徴が「トリプルブロック」と呼ばれる独自の仕組みです。これは、インターネット上の詐欺や偽サイトを、3つの方法でしっかり見張ることで、より確実に危険を防ぐ仕組みになっています。
まず1つ目が「ブラックリスト方式」です。これは、すでに危険と判明している詐欺サイトの情報をデータベース化し、アクセスをブロックする方法です。実際、みやブルには国内外の最新詐欺サイト情報が常時反映されており、2024年度は年間で約1億2,088万件の危険サイトへのアクセスを防いだ実績があります(出典:みやブル公式サイト/PR TIMES)。
2つ目が「AIによるリアルタイム判定」です。AIがページの特徴を分析し、怪しいサイトを瞬時に見分けてくれるので、データベースに登録されていない新しい詐欺サイトにも対応できます。
そして3つ目が「ヒューリスティック分析」です。これは、サイトの構成や動きをもとに、怪しいパターンを自動的に判断する方法で、まだ完全に特定できていない危険も察知できるのが強みです。
このような多重の仕組みによって、近年特に増えている偽通販サイトやフィッシング詐欺も未然に防ぎやすくなっています。消費者庁の統計でも、インターネット通販トラブルの相談は年間約8万件前後に上っており、自己防衛だけでは限界があるのが現実です(出典:消費者庁)。

ネット詐欺の被害は「自分は大丈夫」と思っている人ほど油断しがちなので、こうした仕組みが自動で守ってくれるのは安心感がありますね。
無料体験の上手な使い方と注意点
みやブルは、初めての人でも安心して試せるように、無料体験期間が用意されています。通常、端末やプロバイダーによって異なりますが、30日〜90日程度の無料期間が設定されていることが多いです(出典:OCN公式)。
この無料体験を上手に使うポイントは、次の2つです。
1つ目は、無料期間中にしっかり動作を確認すること。実際にみやブルがどんな場面で警告を出すのか、通知の出方や操作性を事前に試しておくと安心です。
2つ目は、無料期間の終了日を忘れずにチェックすること。自動更新に気づかず料金が発生するケースもありますが、これは提供元や契約内容によって異なるため、契約時の説明をよく確認しましょう。
ちなみに、So-netやSoftBankでは、無料体験後も継続する場合は月額330円(税込)の料金が発生します(出典:So-net公式、SoftBank公式)。

焦って「よく分からないまま消す」のはもったいないので、まずは無料期間を賢く活用して、必要かどうか判断するのが安心ですね。
不安なときの通知オフや設定見直し方法
「みやブルの通知が多くてちょっと気になる…」という方も少なくありません。とはいえ、削除する前に、通知設定を見直せば快適に使い続けることができます。
設定方法は端末によって少し異なりますが、例えばWindowsの場合、タスクバーにあるみやブルのアイコンを右クリックし「設定」から通知のON・OFFや表示頻度を調整できます。
また、Androidスマホなら「設定」アプリ→「アプリと通知」→「みやブル」を選び、通知の制限や非表示が可能です。iPhoneの場合も同様に、設定アプリから通知項目を見直せます。
通知自体を完全に消すことはおすすめしませんが、「警告音だけ消したい」「目立たないようにしたい」といった細かな調整ができるので、ストレスなく使えるようになりますよ。

警視庁のサイバー犯罪対策ページでも、ネット詐欺やフィッシング詐欺の被害が年々増えていることが警鐘として伝えられています。実際、こうした詐欺は、警告を見逃したり、正しい対策を怠ったことが被害につながるケースが多いとされています(出典:警視庁公式 サイバー犯罪対策ページ)。必要な通知だけはしっかり残しておくのが安心ですね。
家族や子どもの端末にもおすすめな理由

みやブルは、自分だけでなく家族や子どものスマホ・パソコンにもおすすめです。理由は、詐欺サイトや危険な広告を自動でブロックしてくれるため、ITリテラシーに自信がない人でも安心してネットが使えるからです。
特に近年、10代の子どもがSNSやゲームサイト経由で詐欺サイトに誘導されるケースが増えています。消費者庁によると、未成年のインターネットトラブルに関する相談は、2023年度も全国で約4万件前後にのぼっており、油断できない状況です(出典:消費者庁)
また、高齢者も被害の中心となりやすく、内閣府の「令和5年版 消費者白書」では、65歳以上の高齢者の相談が全年齢層の約3割を占めていると明示されています。加えて、同白書では、65〜74歳ではインターネット通販に関する相談が全体の4分の1以上と、高齢者のネット利用に伴うトラブルも深刻化している実態が示されています(出典:内閣府 消費者白書)。

こうした背景を考えると、家族の端末にこそ「うっかり被害」を防ぐ仕組みが必要です。みやブルは設定も簡単なので、家族みんなで使えるのが安心ですね。
結局みやブルは安心して使えるの?必要性とポイントまとめ

私自身も、最初は戸惑いましたが、みやブルをしっかり活用することで安心できる毎日になりましたよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。